コースコード | HSJ157 |
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ITスキル標準 職種/レベル |
職種不問 |
コース概要 | ここでいうシステムとは、ITシステムではなく、より広い「系」を指します。システム思考とは、社会・企業・人間集団を構成する要素の相互作用を捉え、問題の根源を見つけるミクロな視点と、その問題の根源に手を加えることによる「系」全体の変化のマクロな視点の両方を持ちながら問題解決にあたる考え方です。このコースでは、システムを可視化する方法として因果ループ図・欲求連鎖分析を学習します。さらに、可視化した結果を有効に議論に活用するためのダイアローグを紹介します。
これらの方法を使って以下のさまざまなサイズのシステムの問題解決を学習します。 ・繰り返してしまう望ましくない行動とその背後にある動機の個人レベルのシステム ・「ありたい姿」ではないと分かっていながらも、全員が本心を隠しながら働いているチームレベルのシステム ・会社としての共通目標があるにもかかわらず、部門の目標に分解されたとたんに起こるセクショナリズムの組織レベルのシステム ・BtoC、かつBが主導権を持っている単純な形から、BtoBtoCやBtoCtoCなどへの変化するエコシステムレベルのシステム ・社会として持つ問題をビジネスとして解決する、B・C・社会資源が持続可能な関係になっていない不完全なビジネスモデルを作り変える社会レベルでのシステム |
到達目標 | ・他者の動機/行動について因果ループ図(強化ループ)が描け、行動変容方針に活かせる。
・自社の部門をまたぐ課題を因果ループ図で描け、全体最適方針に活かせる。 ・ビジネスのエコシステムを欲求連鎖分析図で描け、業界の協創を思い描ける。 ・社会問題を欲求連鎖分析図で描ける。 |
対象者 | 相互の関連する要因から成る問題において、まずは現状把握をする必要のある方。例えば、部下・後輩の行動をどのように強化ループに巻き込むか考える必要がある、生産性の問題を部門横断的に明らかにし全体最適を考える必要がある、顧客・競合と共に協創するエコシステムを考える必要がある方。 |
前提知識 | 「ロジカルシンキング基礎‐論理の可視化と論理チェックのポイント‐」コースを修了しているか、または同等の知識があること。行動科学、TOCの基礎知識があるとより理解が深まります。 |
内容 | 1.システムシンキングの基礎知識 (1)システムシンキングとは? (2)なぜシステムシンキングが必要なのか? (3)どのようにシステムを捉えるのか? 2.因果ループ図・欲求連鎖分析図 (1)因果ループ図・欲求連鎖分析図とは (2)因果ループ図・欲求連鎖分析図の記載ルール (3)因果ループ図・欲求連鎖分析図の例 3.因果ループ図での問題把握 (1)後輩・部下はなぜ思ったとおりに行動してくれないのか? (2)業務の各プロセスでそれぞれ頑張っているのになぜ全体が良くならないのか? (3)競合となぜ消耗戦になるのか、協創できないものか? (4)儲かる仕組みって何だ? (5)社会問題はそもそもどんな構造なのか? 4.まとめ |
教材サンプル | |
標準学習時間 | |
学習形態 | グループ演習 |
カテゴリー | |
コースフロー | |
備考 | ・このコースは、9:30~17:00の開催とさせていただきます。
・このコースは、グループ演習を中心とした構成のため、研修効果の観点から最少開催人数を設けさせていただいております。ご了承のほどよろしくお願いいたします。 |
受講料 | ¥96,800(税込) |
空席状況 |
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研修会場 | 開催日程 | 日数 | お申し込み | 空席状況 | 臨時 |
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