コースコード | OTV041 |
---|---|
コース概要 | 現在、ものづくりの現場で使用される図面運用において、3D図面の運用が本格的に始まってきています。3D図面は3DAモデル(3D Annotated Model)とも呼ばれており、3次元のモデルデータに公差や材質などのPMI(Product Manufacturing Information、製品製造情報)が付加されたものを指します。 PMIが入ることによって、図面は人間が目で見て情報を得る為の手段であるに留まらず、各工程で運用されるシステムが情報を読み取るための共通データとなり、解析やセッティングに必要なデータ入力の自動化を実現します。 |
到達目標 | ・幾何公差の検図力(指示の妥当性を判断する力)をつけることができる。 ・設計者の意図を正しく理解し、製造・組立の実態との整合性を判断することができる。 ・ものづくり品質向上、トラブルの未然防止に繋げていくことができる。 |
対象者 | 設計者、品質保証(検査)担当者、加工部門担当者など、図面を活用する業務をされている方。 |
前提知識 | 特に必要としません。 |
内容 | 【講義開始前のカリキュラム】 eラーニング(標準学習時間:3時間) 1.幾何公差の用語 2.データム 3.幾何公差図示方法の基本 4.形状公差の公差域とその解釈 5.姿勢公差の公差域とその解釈 6.位置公差の交際行とその解釈 7.振れ公差の公差域とその解釈 8.より実用的な使い方 9.各幾何公差の注意点 ※オンライン研修では、eラーニングでの学習が完了していることを前提とします。 必ず学習を完了していただき、不明点はオンライン研修の際に講師へご質問ください。 【講義のカリキュラム】 オンライン研修:1.0日(研修時間:6時間) 1.講義(eラーニングの復習+追加講義) ・なぜ幾何公差が必要なのか ・寸法公差(サイズ公差)だけの図面では不足である理由 ・幾何公差があると何がどこまで読み取れるのか ・幾何公差図面の理解に必須となるデータム指示の読み取り方 ・実用的な幾何公差指示の読み取り方 ・検図のポイント 2.幾何公差指示の間違い探し ・これまでの学習成果を活かして検図の練習を行います。 ・ローラー部品事例 ・板金部品事例 ・解答例の解説 3.幾何公差図面の作成演習 ・幾何公差図面を課題に基づいて作成し、指示の意味の理解を深めます。 ・樹脂パネルの事例 ・解答例の解説 4.講義 ・セマンティックPMIの活用事例 ・PMIチェッカーなどの事例紹介 5.質疑応答・アンケート |
教材サンプル | |
標準学習時間 | 6 |
学習形態 | オンライン(レクチャ) |
カテゴリー | 機械・設計技法 |
コースフロー | |
備考 | ・このコースは、10:00~17:00の開催とさせていただきます。 ・受講1ヶ月前に事前学習として、eラーニング(3時間程度の幾何公差の概念、URL送付)を受講いただきます。 ・このコースは、プラーナーとの提携コースです。コース実施に必要となるご受講者の個人情報をプラーナーへ提供いたします。 ・申込締切日は開始日の31日前です。開始日の31日前を過ぎてのキャンセルおよび変更は、キャンセル料金として受講料の全額をご負担いただきます。 |
受講料 | ¥88,000(税込) |
空席状況 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|
研修会場 | 開催日程 | 日数 | お申し込み | 空席状況 | 臨時 |
---|