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株式会社 日立アカデミー

モノづくり事業部門のDXを推進する人財を育成する研修を体系化しました

モノづくり事業部門のDXを推進する人財を育成する研修を体系化しました
~『製造業のDX』研修体系と関連研修のご紹介~

製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)は、製造業においてデジタル化されたさまざまな情報を活用して、生産性や効率を向上させることです。デジタル化の目的は、情報を電子的な形式で保存、処理、伝達することで、業務の効率化や情報の利活用を促進することであり、製造業に置き換えると、製造プロセスの自動化や生産現場の業務改善などにつなげることにあります。製造業のDXにより、より質の良い製品を生産し、より効率的な生産環境を実現することで、競争優位性を高めることができ、顧客に対しても新しいサービスや製品を提供できるようになります。

当社では、製造業のDXを推進する人財を育成する研修を、サプライチェーン、エンジニアリングチェーンの工程にあわせて4つのカテゴリーに分類し体系化しました。図1に示すように、カテゴリーは、サプライチェーンやエンジニアリングチェーンのいずれかに特化することなく、製造業において必要な「製造業のDXリテラシー」、複数のエンジニアリング技術が必要となる設計や製造の「エンジニアリングの高度化」、プロセス改善に必要な「オペレーションの高度化」、プロダクトの高付加価値化に必要な「プロダクトのコネクテッド化」になります。各カテゴリーの概要は表1をご参照ください。

また、この研修体系の出発点となるコースも併せて整備しました。DXの必要性を理解されている製造業の方から、「何から手をつけたらよいかわからない」「自分の仕事でどうDXを考えたらよいかわからない」という悩みをうかがうことが増えています。この悩みを解決するために、「工場にはどのようなデータや業務があり、データ活用によりどう業務が改善されているかを理解し、自分の業務に当てはめて考える」ことができるようなコースを取り揃えました。
以下に示す「製造業のDX 基礎コース」を、上から順に受講いただくことをお薦めします。

■ 製造業のDX基礎コース

コース
コード
コース名
日数
HSV241
製造業のDX基礎‒スマートファクトリーへの第一歩‒【バーチャル・クラスルーム】
工場のDXを進めるためには、工場にはどのような仕事があり、どのようなデータが活用されているのかを知る必要があります。このコースでは、そのような工場の基礎知識を学び、設計、品質、納期、セールス&オペレーション・プランニング(S&OP)の課題を解決するためにデータがどのように活用されているかを学びます。
0.5日
DBE041
<eラーニング>考えてみようDX‒ビジネス着想編‒
DXに関して持たれがちな「難しそう」というイメージを取り除き、思ったより簡単であるとイメージしていただくためのコースです。DXで何ができるのか、データを活用した事業案やサービス案をどうやって考えればいいかについて、学習します。
3時間
(オーダー研修)
着想ワークショップ(※ご要望に基づきお見積り)
DXを業務の中で具体的に実現していく(変化を起こす)ためのアイデア出し、デジタルデータの具体的な活用方法、具体的な計画への落とし込みまでを、グループディスカッションを交えながら体験いただきます。
0.5日
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