現在DX/データ駆動型ビジネスの拡大に伴い、オンプレミス型のITからクラウドへのマイグレーションが拡大傾向にあります。運用者には、複数の種類のインフラ全般の統合的な管理、インフラの迅速な導入や拡張、運用管理の自律化・自動化の舵取りが求められます。DX 推進の現場からは、レガシー環境の維持保守コスト増や、データ利活用の為のノウハウ不足、オンプレミス・クラウド混在による日々の運用の複雑化などの課題が挙がるようになりました。
JP1は、1994年の販売開始からバージョンアップを重ねてきた統合システム運用管理製品です。システムの稼働状況監視からIT資産の管理、ジョブのスケジュール管理、ネットワーク管理、バックアップ管理、端末のセキュリティ管理など、企業内の情報システムで必要となる機能を網羅し、さまざまなプラットフォームや環境でご利用いただけます。
このたび、JP1はVersion13をリリースいたしました。さらなる進化を遂げたJP1 Version 13では、オンプレミスからクラウドまで複雑化・多様化するITシステムを統合的に管理する機能を提供し、自動化・標準化による効率的なIT 運用を可能にします。これにより、システム運用管理者のコスト増、複雑化、属人化といったDX 推進上の課題解決を支援します。
● IT投資においてレガシー保守のコスト削減ができない
● 小さな独立した複数のサービスを適切に管理できない
● オンプレミス・マルチクラウドを含めた環境により運用が複雑化している
など多くの声が聞かれます。
運用管理に現代的な新技術要素を適用することでレガシー保守の負担を軽減し、それによって確保できたIT投資/人財を使ってDXを更に加速させることができます。
進化したJP1 Version13では、DXの加速を支援するため次のポイントを強化しました。
● 複雑化したITシステムを管理するオブザーバビリティの実現
● クラウドネイティブ環境における業務システムの安定稼働の実現
● 運用 as Codeによる運用の属人性排除と運用自動化
JP1研修では、2023年度上期※1から段階的にJP1 Version13対応のコースを提供しています。下表の「V13対応時期」列の日程は、JP1 Version13 未対応コースの対応時期を示します。2023年度下期※1からJP1研修の全てのコースがVersion13 対応となりますので、この機会にぜひ受講をご検討ください。
JP1研修は、3種類の研修をご提供しています。研修方式の比較を示しますので、お客さまの最適なスタイルをお選びください。
※一部のコースは、オンライン研修での提供のみです。