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株式会社 日立アカデミー

デジタルトランスフォーメーションを推進する人財の育成

ビジネス×デジタルの進行が産業・社会インフラの再編を加速する現在、デジタル技術の活用の巧拙が、ビジネスの成功への重要なキーとなっています。デジタル技術を活用して新しい価値を生み出す「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を推進するためには、さまざまな人財が、事業部門やお客さまと協創しながら新たな価値を創出し続けることが必要です。当社では、「デジタルビジネス推進者」や「デジタルエンジニア」など、これからの人財像に着目した研修メニューや、DXのソリューションに必要なスキルに着目した研修メニューの強化・整備を進めています。

ビジネス×デジタルによるイノベーションを推進する人財

DXを推進するためにキーとなる人財・スキルがあります。

  • 共通 :イノベーションとビジネスのDXの意義と技術の概要を理解する
  • デジタルビジネス推進 :自社ビジネスやお客さまの課題の解決策を協創する
  • データ分析・活用 :データ分析により価値を創出し、ソリューションを企画する
  • プラットフォームシステム構築(テクノロジー) :IoTプラットフォームを活用してソリューションを構築する

● イノベーションとビジネス×デジタルの位置付け

DXを推進するためには、ビジネスとデータ活用とテクノロジーの3つのスキルをもった人財が必要です。

ビジネス×デジタルによるイノベーションを推進する人財

● DX関連研修メニュー体系の概要

具体的な人財の役割ごとに必要となるスキルや育成分野に対応した研修メニューを体系化しました。

体系 主な対象者 コース体系概要
イノベーションとビジネス×
デジタルの基礎研修
DXの推進に関わる全ての方 イノベーションを理解し、ビジネスのデジタル化やITの利活用に関する基礎知識を学びます。
デジタルビジネス推進関連研修 DXを企画・推進・提案する方 事業部門や顧客との協創により、新たな価値を創出するための思考法、及びソリューションを提供するために必要となるサービスやデジタル技術のポイントを学びます。
データ分析・活用関連研修 仮説検証/価値検証推進者および関連する営業、エンジニア ビッグデータを活用して、新たなアイデア創出を行うために利用可能なデータアナリティクスの手法や効果などを、データ分析スキルを中心に学びます。
プラットフォームシステム
構築関連研修
DXのソリューションを構築するエンジニア 効率的な開発を行うために必要な技術やツール、およびデジタル化のソリューションに必要となる共通技術を学びます。

 

①DXの推進に関わる全ての方に推奨する
イノベーションとビジネス×デジタルの基礎研修

ITによるビジネス価値の創出に向けて取組むための導入として、ITの概念、基本技術、ビジネス活用場面について学習します。

コース
コード
コース名 日数
オーダー
専用
イノベーションとデジタル化にどう向き合うか
【概要】ITの利活用は技術分野/事業分野を超え、デジタルトランスフォーメーションとして社会のあらゆるシーンで検討される時代になりました。このコースは、イノベーションを理解し、IT利活用の本質を感じ取り、ITとの向き合い方について気づきを促します。職場の推進メンバーの共通認識づくりの場としてご活用ください。
1日
IOE001 <eラーニング>デジタルソリューションで活用するIT技術概説
【概要】DXや社会イノベーション事業などITを活用したビジネスを企画・提案される方に必要となるITの技術の概要を学習します。
8時間

 

②DXを企画・推進・提案する方に推奨する
デジタルビジネス推進関連研修

事業部門やお客さまと協創し新たな価値を創出するには、いろいろな人を巻き込んでイノベーティブに考え、価値あるビジネスモデルを構想し、サービスとして倍化することを実践する、などのスキルが必要です。新たなデジタルビジネスを企画・設計するための基本を学ぶコースをメニュー化しました。

デジタルの価値を開花させるデータ分析・活用

 

コース
コード
コース名 日数
ビジネス構想
HSJ165 ITビジネスにおける戦略の基本と最新動向-イノベーション実現のために-
【概要】ポジショニングやリソースベーストビュー等の事業・企業戦略論を、自らの事業に適用できるようになるまで理解します。またIT分野の企業が、旧来の実業分野に対して参入して行くケース等、ITビジネスとして戦略上踏まえておくべき最新動向を紹介します。
1日
CTJ055 IT主導で攻めのビジネスを実現するための構想立案とIT化企画の作り方
【概要】DX・AI・IoT...など、ITを全面的に活用することで新しいビジネスモデルを実現する企業がどんどん生まれています。自社にてこのような取り組みを進めるうえでの実践的な最重要ポイントを、ビジネス系システムを中心にお伝えします。
1日
CTJ056 新時代に向けたビジネスモデル創造の進め方
【概要】AIやIoTなどデジタル化の効果を享受するためには、「顧客に価値を提供し普及させ、組織に利益をもたらす斬新なビジネスモデル」を実現することが大前提となります。このコースでは、斬新なCX(カスタマーエクスペリエンス)を生み出すビジネスモデルをデザインする方法(プロセス・メソドロジー・ツール)を、ワークショップを通して学習します。
2日
CTJ057 これからのIT技術者のための超上流要求開発入門-いま、必要とされるサービスデザインメソドロジー-
【概要】お客さまやパートナーに、サービスとして新しいCX(カスタマーエクスペリエンス)を提供するための、サービスデザインとしての要求開発プラクティスが求められています。このコースでは、顧客に対する提供価値をアイデア発想し、斬新なCXを生み出すサービスをデザインする方法(プロセス・メソドロジー・ツール)を、ワークショップを通して学びます。
2日
サービス企画・設計(ビジネスモデルデザイン)
HSJ159 顧客価値発見とビジネスモデルのデザイン
【概要】ビジネスモデルキャンバスを活用し、ビジネスモデルを可視化することで新たな価値の発見につなげます。お客さまの潜在的価値発見の部分に重点を置き、ビジネスモデルを検討します。
2日
HSJ178 新規
新規事業における利益の健全性評価と 収益性の高いビジネスモデルのデザイン-不確実性の高いビジネスにおける仮説検証、価値ベースのプライシングを身につける-
【概要】ビジネスモデルが失敗する大きな原因の1つである「財務上の収支が合わない(利益を生む構造になっていない)」点に焦点を当てます。「仮説指向型計画法」というアプローチを活用しながら、新規事業における目標利益に大きな影響を与える不確実性要素を見つけていきます。次にプライシング戦略、多様なプライシングメカニズムについてケーススタディを含めて学習します。
1日
HSJ176 新規
顧客との関係を深め続けられる顧客接点のビジネスモデルデザイン-モバイル時代の消費者行動の変化を捉え、経験価値をデザインする-
【概要】新しい消費者行動(カスタマージャーニー)を描きながら、消費者のニーズに対する仮説を立て、このニーズを逃がさず新たなビジネス機会を獲得するために必要なチャネルやタッチポイント、それらの上で確立すべき顧客との関係や獲得すべきエンゲージメントについて考えます。
1日
HSJ177 改訂
実現可能性を高める!ユーザーの言葉を使って解決する成果志向型のサービスデザイン-事業開発の失敗リスクを最小化するための事業・競争環境、内部プロセスの検討-
【概要】サービスを実現するための内部プロセスを、ダブルダイヤモンド(正しい課題を発見する/正しい課題解決を発見する)、ジョブ理論(人々は何かを成し遂げるためにプロダクトやサービスを雇う)の考え方をベースにサービス実現上の課題解決をデザインします。
1日
イノベーティブ思考
HSJ163 クリエイティブシンキング
【概要】イノベーションを切り開くために必須となる、クリエイティブなアイデアを閃くためのプロセスを実践演習を通して体感・学習します。
1日
HSJ170 イノベーティブ思考-単なるアイディアで終わらせないためのロジカル・システム・デザイン思考の組み合わせかた-
【概要】イノベーティブ思考が従来の思考と違う点(確からしさよりも可能性を重視、分析よりも共感を重視、要素よりも関係性を重視など)を対比させながら、イノベーティブな発想に必要な進め方、手法を演習主体で学習します。
2日
HSJ158 イノベーションプロセスを強化するシナリオプランニング
【概要】顧客ビジネスや要素技術の将来動向と捉え、顧客の真のニーズを引き出すために、シナリオ プランニングの具体的な考え方・手法について学習します。
1日

 

③仮説検証/価値検証の推進者及び関連する営業、エンジニアに推奨する
データ分析・活用関連研修

データ活用のためには、分析手法を理解して分析モデルを設計する能力と、AIやBIなどの分析ツールを活用して実際に価値を検証する能力、および分析モデルに従って有効なデータを用意する能力など、さまざまな能力が必要です。新たな価値を発見するための基本を学ぶコースをメニュー化しました。

また、実際の現場では、そもそもデータの意味が分からなかったり、期待した結果が導けなかったりした場合、試行錯誤による作業が必要になります。今回新設した試行錯誤型のアナリティクスコースは、現場で行われていることに近い試行錯誤を行いながら分析や可視化を行う、より実務をイメージした研修です。

デジタルの価値を開花させるデータ分析・活用

 

【対象者】下表のコースコードの背景色は各コースの対象職種を表します。

  • 企画者/ 営業向け :企画者/ 営業向け 企画者/ 営業/エンジニア共通 :企画者/ 営業/エンジニア共通 エンジニア向け :エンジニア向け
コース
コード
コース名 日数
データ分析
HSJ175 データ利活用のパターンとビジネス着想
【概要】具体的な利活用例とそれらを抽象化・整理したパターンを交互に見ることで、自らのビジネスに置き換えたデータ利活用のアイディア着想ができます。
0.5日
HSJ108 定量分析のスキル-問題解決の精度を高める-
【概要】問題発見と解決の具体的な流れに従い、お客さまの課題を捉え、具体的に提案・解決する能力を高められます。大量のデータに自身が惑わされず何を読み取りどう扱うかを学習します。
2日
HSJ109 データ分析手法の理論と適用-ビジネスにおける統計的手法活用の広がり-
【概要】データ分析の理論や作業スキル、各分析手法をビジネスデータに適用する際の考え方もあわせて学習します。
2日
HSJ112 仮説構築と調査検証-仮説構築の考え方を学び、仮説に沿った調査手法を選択し、調査結果を読み解く-
【概要】すでに分かっている事実から、帰納・演繹の思考体系を用い、仮説を構造的に展開する考え方を学びます。また、仮説検証のデータ収集、分析、仮説の対比・解釈等を学習します。
2日
DBJ107 0から始めるPython入門-データ分析での活用をテーマとして-
【概要】データ分析の一連の流れをテーマとしてPythonの基本的な構文やデータ構造を修得します。
2日
アナリティクス
HSJ162 BI・マイニング事例で学ぶデータ分析提案の進め方
【概要】データ活用提案をする際には、顧客要望や顧客の持つデータのパターンに応じて、分析のストーリーを提示できる必要があります。このコースでは、どのような点に注意して提案活動を進めていくのかを、実例の紹介と実際にツールを使った演習を交えて学習します。
2日
DBJ112 改訂
試行錯誤から学ぶ!統計理論抜きで学ぶRによる統計的手法のハンズオン
【概要】OSSの統計解析向けのプログラミング言語、およびその開発実行環境であるRのインストール、基本操作を学習します。
1日
DBJ111 新規
試行錯誤から学ぶ!Rによるデータ可視化のハンズオン
【概要】Rを通じて以下サイトにあるデータ可視化を実装します。
https://www.r-graph-gallery.com/
実際にRで可視化のプログラミングを行うことを通して、試行錯誤のやり方を学びます。
1日
DBJ088 体感!機械学習-ビッグデータ時代のシステムを支える技術-
【概要】ビッグデータでは収集したデータを活用する技術が必要です。このコースではデータ活用技術の一つとして機械学習の導入を学びます。データを活用したシステムに向けた技術を修得できます。
1日
DBJ110 NVIDIA Deep Learning Institute(DLI)認定コース 1日でできるディープラーニング-画像認識入門-
【概要】ディープラーニングの概要、ニューラルネットワークの基礎、画像認識によく使われる畳み込みニューラルネットワークを学習します。さらに、ハンズオンでは、NVIDIA DLI のGPUディープラーニング学習システム「DIGITS」を使った実環境での画像認識を体験します。
1日
ビッグデータ/データレイク
DBJ106 ビッグデータにおけるシステム設計実践-多様なデータを統合しビッグデータとして活用する-
【概要】ITアーキテクトに必要な要素技術の全体像と、ビッグデータシステムに必要なシステム設計やデータの登録方法およびデータ設計を、グループディスカッションを通して学習します。
1日
DBJ089 NoSQL入門-ビッグデータ時代のデータベース-
【概要】NoSQLの基礎知識を、マシン実習を通して学習します。
1日
PTD005 (Pentaho認定)データ統合の基本
【概要】Pentahoのデータ統合機能(ETL)について、マシン実習を通して学習します。
3日

 

④DXのソリューションを構築するエンジニアに推奨する
プラットフォームシステム構築関連研修

事業部門やお客さまと仮説構築したものを短期間で価値検証するプロトタイプ開発では、従来のウォーターフォール型ではなくDevOpsを使用したアジャイル型の開発手法が適します。また、OT/ITのビッグデータ処理では、イベント駆動型で分散処理するシステム開発のスキルが必要です。

アプリケーション開発、IoT、共通技術の側面から、それぞれの基本を学ぶコースをメニュー化しました。

デジタルの価値を開花させるデータ分析・活用

 

【対象者】下表のコースコードの背景色は各コースの対象職種を表します。

  • 企画者/ 営業/エンジニア共通 :企画者/ 営業/エンジニア共通 エンジニア向け :エンジニア向け
コース
コード
コース名 日数
OSS
UXJ068 オープンソースソフトウェア(OSS)概説
【概要】OSSのビジネスモデルや活用領域の紹介を通して、さまざまな分野におけるOSSの利活 用手法の基礎を学習します。
0.5日
クラウド・仮想化
CLJ003 クラウドコンピューティング技術解説
【概要】クラウドコンピューティングの概要と要素技術、クラウドソリューションの全体像について学習します。
1日
CLJ012 クラウドアプリケーション開発
【概要】クラウド環境によるアプリケーションを効果的に設計するうえで、必須となる「スケール」について学習します。従来の3層アーキテクチャでのアプリケーション構造との比較、留意点などの知識を学習します。
2日
DevOps
SPJ060 改訂
体験!最新OSSを活用したDevOps入門-Lumadaにおけるアプリケーション開発の流れ-
【概要】OSS(Redmine、Rocket.Chat、Git、Jenkins、Docker、Hubot)を活用したDevOps環境において頻繁に設計、開発、テストを行うアプリケーション開発手法を体験しながら学びます。
1日
SPJ059 改訂
(PDU)実践! DevOpsによるアジャイル開発-お客様に素早く価値を届けるために-
【概要】Redmineを用いてバックログを管理しGitLabを使ってBDD(振る舞い駆動開発)などのアジャイル開発手法を実践的に学びます。このコースは、PMP®資格更新に必要なポイント(PDU:6.5ポイント)の取得が可能です。
1日
IoT
IOJ001 IoT概説
【概要】IoTの全体像(IoTを支えるハードウェア関連技術、IoTシステム構成、IoT技術動向)を学習します。
0.5日
IOJ012 改訂
IoT技術解-セキュリティ編-
【概要】IoTシステムでのセキュリティの重要性とセキュリティの適用事例を学習します。
0.5日
IOJ013 改訂
IoT技術解説-IoTネットワーク編-
【概要】IoTネットワークの構築に必要な基礎知識(電波特性・関連法令・ネットワークの種類)とともにLPWAを使用したネットワークのシステム構成・セキュリティについて学習します。
0.5日
IOJ014 改訂
IoT技術解説-センサ編-
【概要】センサの使い方を理解するとともに、IoTデバイスでのセンサ制御やIoTサーバでのデータ活用など、センサを使用したIoTシステム全体を理解します。
0.5日
IOJ008 「IoTシステム技術検定(基礎検定)」対策講座
【概要】検定出題分野における技術力の向上とMCPC 主催「IoTシステム技術検定(基礎)」の試験対策を行います。
1日
IOJ015 改訂
「IoTシステム技術検定(中級)」対策講座
【概要】検定出題分野における技術力の向上とMCPC 主催「IoTシステム技術検定(中級)」の試験対策を行います。
2日
IoTシステム開発
IOJ016 改訂
体験!Node-REDによるIoTシステム入門-Raspberry Piを使用した風車のリアルタイム監視から予兆診断まで-
【概要】ハードウェアデバイス/APIやオンラインサービスを接続するツールであるNode-REDを活用し、機器の監視から予兆診断、保守までを実行するIoTシステムの実装方法を学びます。
1日
IOJ018 改訂
IoTにおけるイベント駆動型システム開発入門-Hitachi Application Framework/Event Driven Computing(HAF/EDC)による故障予知診断を例にして-
【概要】分散処理に対応したイベント駆動型システムで何ができるのかを理解し、IoTの大量データを高速で柔軟に分析するための開発や運用の概要を学習します。Hitachi Application Framework/Event Driven Computing(HAF/EDC)の活用により、如何に効率よくイベント駆動型システムが開発できるかを学習します。
1日
IOJ017 改訂
IoTにおけるイベント駆動型システム開発実践-Hitachi Application Framework/Event Driven Computing(HAF/EDC)によるアプリケーション、システム開発演習を通して-
【概要】Hitachi Application Framework/Event Driven Computing( HAF/EDC)を活用したIoTシステム設計・開発をマシン演習を通して学びます。HAF/EDCを活用した仮説検証(PoC)の一連の流れを体験できます。
2日
セキュリティ
SCJ038 情報セキュリティマネジメント運用
【概要】部門レベルの情報セキュリティマネジメントの運用に必要な項目とインシデントへの具体的な対応方法について、情報セキュリティマネジメントの観点から、ケーススタディを通して修得します。
1日
Facebook公式ページ Linkdin公式ページ YouTube公式チャンネル