ITが融合した市場・社会でのパラダイムシフトに企業が応えるためには、企業活動とITとの融合を継続的に進化(深化)させていくことが必要です。ビジネスプロセス=ITシステムという現在、IT部門・技術者は「ITシステムを作るだけの人」で良いのでしょうか。
ITはもはやテクノロジー用語の枠を超えて広く解釈される時代になりました。すなわち、ITに関わるお客さまの経営視点に立って、事業上の課題を特定・解決するための戦略的思考、計数管理、人間的管理等の経営管理知識が不可欠となります。よって、IT分野におけるテクノロジーの知識・スキルの獲得はもとより、ビジネスのあらゆる場面を支える広範囲な知識修得が求められるとともに、ユーザー部門がIT 部門・技術者に期待する関わり方も、もはや「支援」ではなく「一体」に、ITのみの視点にとどまらず、ビジネス視点で全体最適な解決策を提案することが期待されています。
ITという技術を社会やビジネスで役立たせるには、「企業経営の視点からの協創」が不可欠です。IT技術者は時代変化に対応し、学習の領域を拡げていくことが望まれています。
人生100年時代、働き方改革、ニューノーマル...、私たちは今、大きな変革期の只中にいます。従来のビジネスも様変わりせざるを得なくなり、対応のためにさまざまな工夫をしています。しかし、この「ニュー」がなくなり、「ノーマル」になる時代もそう遠くありません。
変化に対応するうえで、今私たちに必要なのは「自身のアップデート」です。必要なものを残したまま、新しいやり方を取り入れるようなイメージです。
そのために、今の自分に不足しているものを把握するために、社会人基礎力の項目に沿ってコースをピックアップいたしました。
「人生100年時代の社会人基礎力」は、これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力と定義され、社会人基礎力の3つの能力/12の能力要素を内容としつつ、能力を発揮するにあたって、自己を認識してリフレクション(振り返り)しながら、目的、学び、統合のバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要と位置つけられます。
出典:経済産業省「人生100年時代の社会人基礎力」説明資料
ビジネス/ヒューマン講座は、必要な人に必要な学びを必要な時にご提案できるサービスをめざして、分かりやすく受講選択し易い研修体系に整理しました。具体的にはビジネス推進のスキルとして欠かせない、三分野(ビジネスマネジメント、業務遂行力(社会人基礎力)、目的別・用途別)を採用しています。
お客さま自身の強みの強化や弱みの克服をはじめ、人材育成計画にもとづく組織的な取り組みにおいて、皆さまの経験年数・業務経験・職位などと照らし合わせて、ご受講されるコースを選択ください。実績豊富な日立講習会のビジネス/ヒューマン講座をご活用いただければ幸いです。
![]() |
ビジネス遂行にあたって、すべてのビジネスパーソンが理解すべき経営基礎力を身につけることができるコース群です。 |
|