ビッグデータ (2019年10月～2020年3月)

　2014 年に正式発足した一般社団法人データサイエンティスト協会では、データの持つ力を解き放てる存在である、データサイエンティストの分析プロセス、タスク、スキルの策定に取り組んでおり、日立製作所ならびに当社はこの協会の活動に参画しています。
　データサイエンティスト協会では、データサイエンティストの能力を「ビジネス問題解決能力」「データサイエンス能力」「データエンジニアリング能力」と3つに分けて定義しています。

　「データサイエンス能力」×「データエンジニアリング能力」はエンジニアの方が得意とする「ビッグデータの利活用を支えるITプラットフォーム技術」といえ、「ビジネス問題解決能力」×「データサイエンス能力」はますます重視されている「 大量データを読み解き、新たな気付きや課題を発見する分析思考力」ということができます。

　日立講習会でご案内する「分析思考力」はまさにデータ分析における、分析で解くビジネス上の問題の設定、データによる解決策の策定の「思考力」に焦点を当て研修をご提供しています。
　ビッグデータの利活用とは、ユーザのビジネスゴールに直結する、データ分析の仕組み化・可視化・自動化の実現です。

なお、データ分析における思考力には特に3つのポイントがあります。

1. 現実の具体的な課題を数理的な問題に抽象化して置き換えられること
   （データに特化する以前の問題解決能力が中心）
2. 分析手法や分析パターンを数多く知っていること
3. 問題と分析手法(解決策)を適切にマッチングできること

　このページでも採り上げました分析思考力を修得するコース群は、情報システム部門の方、システムエンジニアの方に高い評価をいただく人気コースとなっています。詳細はビジネス／ヒューマン講座に掲載しております。
　もちろん、商用データベースを製品として有する日立ならではのITプラットフォーム技術のコースにも定評があります。
　ぜひご活用ください。