1962年6月に開設され、「日本初の重役学校」と称された我孫子キャンパスの本館。以来約50年、数多くの日立のリーダーを輩出してきたこの学び舎が、2015年、新しく生まれ変わりました。
我孫子キャンパス
我孫子キャンパスの建築にあたって、掲げられたコンセプトは「研修への集中」と「多様な対話」でした。
このコンセプトを実現するために、どのような建築が最もふさわしいのか検討した結果、日本的な空間構成のひとつである「分棟形式」を採用しました。併せて、海外からの受講生に、日立が生まれた日本の文化を感じてもらえるような建築にしたいという思いも込められています。
我孫子キャンパスは、機能空間ごとに分けられた3つの棟が廊下でつながれています。回廊を設けることで我孫子の豊かな自然を感じつつ、マインドの切替えを促し、研修に集中できるようなしつらえにしました。
江戸時代から生き続けている「槇の木」。
「我孫子キャンパスの創設者」が迎えてくれるエントランスホール。
マインドセットのシフトを促す場。視線を抑制し、先への期待感を高める。
朝のひとときを過ごす場。世間とつながる場。
様々な研修スタイルに対応できるよう、正方形とした研修室。
活発なアイデアが生まれるよう壁一面をホワイトボードにした討議室。
リラックスして食事が出来る開放的な食堂スペース。
受講者のコミュニケーションを促す、ゆったりとしたラウンジ。
* 画像はイメージです。
そのほか、イスラム教徒の礼拝などに使われる「Pray room」やハラルに対応可能な厨房も備えています。
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