ページの本文へ

Hitachi
お問い合わせお問い合わせ

株式会社 日立アカデミー

日立ならではの「ものづくり研修」を通じて、
企業の人的資本経営をサポートしたい。
日立ならではの「ものづくり研修」を通じて、
企業の人的資本経営をサポートしたい。

Inoue Shinya

井上 伸也

研修オペレーション職
ラーニングサポートセンタ 研修運営グループ
社会科学部 2005年卒
My Career

2023年〜現在 研修サービス本部ラーニングサポートセンタ

教育・人財育成業界に興味を持った
きっかけについて教えてください。

もともとBtoB製品を扱う機械メーカーに勤めていましたが、より大きく社会に貢献したいという思いから日立製作所に入社。長らく経営企画や管理会計を中心に、経営層と共に会社を良くするための戦略を考える業務に従事してきました。そしてキャリアを重ねるにつれESG(環境・社会・企業統治)や非財務情報の価値向上に興味を持ち出し、次第に「企業のポテンシャルは人財育成にかかっている」と考えるようになったのがきっかけです。

日立アカデミーに
入社を決めた理由は?

日立アカデミーには、日立グループ内の公募制度を利用して移籍しました。正直前職の上長からはかなり引き止められてしまい、ポストを用意するとまで言っていただきましたが、固辞して日立アカデミーへ。これまでキャリアを重ねてきた中で、この国の伸び代はやはり人=人財育成に違いないという思いが強かったんです。どちらかと言えば数字を見つめることが多かったキャリアを、今度は人を見つめる方向にシフトしたかったことと、技術教育を通じて企業価値向上に貢献したいという考えもありました。

現在の仕事内容について
教えてください。

移籍してまだ1年ほどですが、現在は研修サービス本部にて日々研修運営に従事しています。具体的には、研修テキストや教材の準備、講師の手配、研修全体の進行管理など、研修が滞りなく実施できるよう裏方として支援。研修運営をスムーズに進めるための「黒子」のような役割ですが、受講者アンケートの分析や快適な研修環境に向けた設備改善提案など、研修をよりよくしていくための業務も行っています。さらにこれまで培ってきた知識を生かしインストラクタとして「会計」の講義を担当することも。講義資料の作成はもちろん、当日の受講者のレベルに合わせどのような内容にしたら良いかを熟考し準備しています。

どんなところに仕事のやりがいを
感じていますか?

いろいろと考え、工夫次第でよりよくできるところにやりがいがあります。前職でも経営幹部に対して定期的に講義する機会があったので、同じ要領でやれば大丈夫と思っていたのですが、実際はなかなか研修がうまくいかないことが多かったので苦労しましたね。日立アカデミーの研修を受けるのは、自ら手挙げした方だけでなく、上長指示のもとエントリーした多種多様な職種や立場の方も。相手に合わせた研修内容を吟味する必要がありますし、今は一人ひとりと向き合ったコミュニケーションが大事だと感じています。これはどの仕事にも通じることかと思いますが、何かを進めるには社内外や自他部門問わず、さまざまな方とのコミュニケーションが必要です。 例えば、良かれと考えた新しいアイデアでも、別の方にとっては良くない可能性は否定できません。これからも多くの方と会話し、よりよい研修をつくっていけたらと思います。

日立アカデミーで、今後チャレンジしたいことは?

広く世の中に向けた研修コンテンツとして、今後は「ものづくり研修」を通じた地域活性化にもチャレンジしていきたいです。実際既に市役所などの自治体や近隣企業にアプローチし始めており、リーフレットや提案書を作成して折衝を重ねています。ものづくり研修の講師は、再雇用で活躍している日立グループのレジェンド技術者たち。近い未来に日立アカデミーだから提供できる「ものづくり研修」を通じて、企業の技術伝承や人的資本経営実現に向けた課題解決に貢献できたら嬉しいですね。そしてそうした活動を通じて、日立の「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、サステナブルな社会実現に寄与できればと思います。
2024 Hitachi Academy©︎ All Rights Reserved